2026/08/20 21:57
新連載「ペットとCBDのやさしい教科書」が始まります|獣医学博士監修で正しい知識をわかりやすく
ペットのためにCBDを調べてみたけれど、
「そもそもCBDって何?」
「犬や猫に使っても大丈夫?」
「どんな研究があるの?」
「インターネットにはいろいろな情報があるけれど、何を信じればいい?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
Cansuna®では、日本アニマルCBD協会の協力のもと、新しい連載
「茂木千恵獣医学博士監修|ペットとCBDのやさしい教科書」
をスタートします。
専門的になりがちなペットとCBDについて、現在分かっていることをできるだけやさしい言葉で整理し、飼い主の皆さまに継続してお届けしていきます。
なぜ「ペットとCBDのやさしい教科書」を始めるの?
ペット向けCBD製品を目にする機会は少しずつ増えています。
その一方で、CBDについて調べると、
「こんな効果が期待できる」
という情報がある一方、
「本当にペットに使って大丈夫なの?」
と不安になる情報もあり、飼い主さま自身が判断することは簡単ではありません。
CBDについて考えるうえで大切なのは、良い面だけを見ることでも、必要以上に不安になることでもありません。
今、研究で何が分かっているのか。
まだ分かっていないことは何なのか。
使用する場合には、どんなことに注意すればよいのか。
その一つひとつを知ることが、愛犬・愛猫のために適切な選択をする第一歩だとCansuna®は考えています。
そこで、日本アニマルCBD協会が蓄積してきた学術的な知見を、一般の飼い主さまにも分かりやすく紹介する連載を始めることにしました。
監修は獣医学博士・茂木千恵先生
本シリーズを監修するのは、日本アニマルCBD協会 学術顧問の茂木千恵獣医学博士です。
研究論文や獣医療の知見をもとにしながら、専門用語についてもできるだけ分かりやすく解説します。
このシリーズの目的は、「CBDをおすすめすること」ではありません。
ペットとCBDについて飼い主さまが正しく知り、愛犬・愛猫の健康について考える際の判断材料を増やしていただくことです。
第1回は「犬のアトピー性皮膚炎とCBD」
記念すべき第1回のテーマは、
「犬のアトピー性皮膚炎にCBDは使える?」
です。
犬のアトピー性皮膚炎は、炎症だけでなく、痒み、感染、皮膚バリア、掻き壊し、ストレスなど、さまざまな要因が複雑に関係する疾患です。
治療を続けていても、
「痒そうにしている」
「繰り返し掻いてしまう」
「皮膚の状態がなかなか安定しない」
と悩んでいる飼い主さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
近年、この皮膚領域で研究されているものの一つが、エンドカンナビノイドシステム(ECS)です。
犬の皮膚にも「ECS」がある?
ECS(エンドカンナビノイドシステム)は、身体の恒常性を調節する生体システムの一つです。
犬の皮膚にも、CB1・CB2などのカンナビノイド受容体や関連する分子が存在することが報告されています。
そのため現在、CBDと皮膚、炎症、痒みとの関係について研究が進められています。
では、実際に犬のアトピー性皮膚炎にCBDを使用するとどうなるのでしょうか。
CBDで犬の「痒み」は減る?
これまでに行われた犬のアトピー性皮膚炎に関する研究の一部では、CBDまたはCBD/CBDAを含む製剤を使用した犬で、痒みの指標が低下したという結果が報告されています。
一方で、すべての研究で同じ結果が出ているわけではありません。
皮膚病変そのものについては明確な改善が確認されなかった研究もあり、現時点では、
「CBDを使えば犬のアトピー性皮膚炎が治る」
とは言えません。
CBDは現在、犬のアトピー性皮膚炎に対する標準治療ではなく、獣医師による適切な診断や治療に代わるものでもありません。
研究が進められている補助的な選択肢の一つとして理解することが大切です。
「可能性」だけでなく安全性も知っておこう
ペットに使用するものだからこそ、Cansuna®では「期待できること」だけでなく、安全性や注意点について知ることも大切だと考えています。
これまでの犬を対象としたCBD研究では、概ね良好な忍容性が報告されています。
一方で、まれではあるものの、CBDを含むヘンプオイル製品の使用後に重い皮膚・粘膜症状が報告された症例もあります。
また、CBDの使用に伴う血液検査値の変化が報告されている研究もあります。
特に持病がある場合、薬を服用している場合、長期間の使用を考えている場合などは、自己判断だけで使用せず、かかりつけの獣医師へ相談することが大切です。
第1回の記事では、さらに詳しく解説しています
今回の「ペットとCBDのやさしい教科書」第1回では、
・犬のアトピー性皮膚炎とはどんな病気?
・犬の皮膚とECSの関係
・CBDと炎症・痒みについて分かっていること
・実際に犬を対象として行われたCBD研究
・研究によって結果が異なるのはなぜ?
・CBDを使用する際に知っておきたい安全性
・標準治療とCBDをどう考えるべき?
などを、研究報告をもとに詳しく紹介しています。
▼ 第1回はこちら
「犬のアトピー性皮膚炎にCBDは使える?皮膚のECSと炎症・安全性を獣医師が解説」
監修:茂木 千恵 獣医学博士
日本アニマルCBD協会 学術顧問
これからも「ペットとCBD」を一緒に学んでいきます
「ペットとCBDのやさしい教科書」は、今回だけの企画ではありません。
今後も、犬・猫とCBDについて、さまざまなテーマを継続して取り上げていきます。
皮膚だけでなく、
CBDの基本/犬と猫の違い/関節やシニア期のケア/行動/神経領域/安全性/CBD製品の選び方
など、飼い主さまが疑問に感じやすいテーマを、研究や獣医療の知見をもとに一つずつ整理していく予定です。
ペットは、自分で製品を調べたり、選んだりすることができません。
だからこそ、大切な家族のために使うものについて、飼い主さま自身が正しい情報に触れ、納得して選択できることが大切です。
Cansuna®は製品をお届けするだけでなく、「知ってから選べる」ための情報も一緒にお届けするブランドでありたいと考えています。
「ペットとCBDのやさしい教科書」が、愛犬・愛猫との健やかな毎日を考えるための一つのきっかけになれば幸いです。
Cansuna®について
Cansuna®は、「ペットは家族」という考えのもと、愛犬・愛猫との健やかな暮らしに寄り添うために生まれたペットケアブランドです。
スイス産CBD原料を使用した犬・猫向けCBDオイルをはじめ、対象動物や用途に合わせたペットケア製品を展開しています。
大切な家族に使用するものだからこそ、Cansuna®では製品そのものだけでなく、CBDについて正しく理解するための情報、安全性、品質の透明性を大切にしています。
ペットとCBDについて、知ることから始める。
それが、Cansuna®がこの「やさしい教科書」をお届けする理由です。
※本記事および「ペットとCBDのやさしい教科書」は、ペットとCBDに関する一般的・学術的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療、または特定製品の効果を保証するものではありません。ペットに疾患や気になる症状がある場合、またCBD製品の使用について判断に迷う場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。
