2026/01/01 00:00
ペット用CBDとは何か、CBDとTHCの違い、安全性、COA、副作用、獣医師へ相談すべき場合を初心者向けに解説。初めてCBDを検討する飼い主さまのための入門ガイドです。
はじめてのペットCBD|まず知っておきたいこと
ペット用CBDは、犬や猫の毎日のコンディションを考える際に取り入れられている、ヘンプ由来成分を配合したケア製品です。
ただし、「植物由来だから必ず安全」「CBDで病気が治る」というものではありません。初めて使用するときは、犬用・猫用などの対象動物、全原材料、CBD含有量、THCの分析結果を確認し、少量から様子を見ることが基本です。
CBD製品は医薬品ではなく、獣医師による診断や治療の代わりにはなりません。体調に気になる変化がある場合は、CBDを試す前に動物病院を受診してください。
CBDとは何ですか?
CBDは「カンナビジオール」の略称で、ヘンプに含まれるカンナビノイドの一つです。
同じヘンプに含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)とは性質が異なり、CBD自体にはTHCにみられる精神活性作用はありません。
人、犬、猫などの哺乳類には、体内のさまざまな調整に関わるエンド・カンナビノイド・システム(ECS)があります。CBDはECSに関連する複数の経路へ間接的に関与すると考えられ、研究が続けられています。
ただし、ECSへ関わることを理由に、CBDが特定の病気を治療・予防できると断定することはできません。
ペット用CBDにはどのような製品がありますか?
ペット向けCBD製品には、主に次の種類があります。
・CBDオイル:口から与えるタイプ
・CBDバーム:皮膚や肉球の保湿、マッサージに使うタイプ
・デンタルジェル:歯や歯ぐきのホームケアに使うタイプ
・イヤードロップ:耳まわりを清潔に保つためのタイプ
CBDオイル | Cansuna®(カンスーナ)公式ECサイト|犬・猫のためのCBDケア
ケア製品 | Cansuna®(カンスーナ)公式ECサイト|犬・猫のためのCBDケア
使用する部位や目的によって、選ぶ製品は異なります。CBDオイルの研究結果をバームやデンタルジェルへそのまま当てはめることはできません。それぞれの製品を、表示された用途に沿って使用することが大切です。
犬にも猫にも同じ製品を使えますか?
犬と猫では、体格だけでなく成分の代謝や感受性も異なります。対象動物と全原材料を必ず確認してください。
CBDオイルは、犬用と猫用から選びます。外用ケア製品を猫へ使用する場合は、精油やメントールなどの配合成分にも注意が必要です。
Cansuna®のデンタルジェルにはタイム油とペパーミント油、イヤードロップにはレモングラス油、ラベンダー油、ティーツリー油、バームにはメントールが配合されています。猫へ使用する際は、製品名と全原材料を伝え、事前に獣医師へ相談してください。
ペット用CBDを選ぶときの5つの確認事項
1.対象動物が明記されている
犬用、猫用、小型犬用など、誰に向けて設計された製品かを確認します。人用CBD製品は、犬や猫に適さない甘味料、香料、精油などを含む可能性があるため、流用は推奨できません。
2.CBD量をmgで確認できる
「3%」「6%」という濃度だけでなく、容器全体と1滴当たりにCBDが何mg含まれるかを確認します。mg量が分かれば、体重に合わせて少量から調整しやすくなります。
3.全原材料が公開されている
CBD以外のキャリアオイル、酸化防止剤、香料、精油、甘味料なども確認します。「天然」「オーガニック」という表現だけでは、ペットへの適合性を判断できません。
4.製品ロットごとのCOAがある
COAは成分分析証明書です。CBD含有量、Δ9-THC濃度、検査日、検査機関、ロット番号、検出限界を確認します。手元の製品ロットとCOAが対応していることも重要です。
5.使用方法と相談窓口が明確である
開始量、使用回数、保存方法、使用を中止する目安、問い合わせ先が示されている製品を選びましょう。
「THCフリー」なら確認は不要ですか?
表示だけで判断せず、製品ロットごとのCOAを確認することをおすすめします。
日本では2024年12月12日から、Δ9-THCの残留限度値が製品区分別に設定されています。
・油脂および粉末:10ppm
・水溶液:0.1ppm
・その他:1ppm
CBDオイルは油脂に該当します。Cansuna®では、販売ロットごとに第三者機関でCBD含有量とΔ9-THC濃度を確認し、日本の残留限度値に適合した製品を販売しています。
CBDに副作用はありますか?
副作用がまったく起こらないとは言えません。犬や猫のCBD研究では、次のような変化が報告・検討されています。
・眠気、活動性の低下
・軟便、下痢、嘔吐
・食欲や行動の変化
・ALP、ALTなど肝酵素値の上昇
反応には個体差があります。初回から多く使用せず、日付、時刻、使用量、食欲、便、睡眠、活動量などを記録してください。
強い眠気、ふらつき、繰り返す嘔吐・下痢、震え、興奮、けいれんなどが見られた場合は使用を中止し、動物病院へ連絡してください。
使用前に獣医師へ相談した方がよいのはどんなとき?
次に該当する場合は、使用前に獣医師へ相談してください。
・継続的に薬やサプリメントを使用している
・肝臓、腎臓、心臓などの持病がある
・てんかんなどで治療を受けている
・妊娠中、授乳中、繁殖予定である
・手術や麻酔を予定している
・子犬、子猫、高齢、体重が非常に軽い
・過去に食品や外用製品で反応があった
CBDは主に肝臓で代謝され、薬の代謝に影響する可能性があります。処方薬を自己判断で減量・中止したり、CBDへ置き換えたりしないでください。
ペットCBDを初めて使うときの手順
1.体調に異常がないか確認する
2.対象動物と全原材料を確認する
3.体重を測る
4.CBD濃度と1滴当たりのmg量を確認する
5.製品ロットに対応するCOAを見る
6.服薬や持病があれば獣医師へ相談する
7.製品表示に従い、少量から始める
8.使用量と体調を記録する
「どのくらいで変化するか」には個体差があり、一律には確認できません。変化が見られないことを理由に短期間で量を増やさず、製品表示と獣医師の助言に従いましょう。
よくある質問
Q.CBDにはTHCのような精神作用がありますか?
A.CBD自体にはTHCのような精神活性作用はありません。ただし、THC残留の可能性を確認するため、ロットごとのCOAを見ることが重要です。
Q.人用CBDオイルをペットに与えられますか?
A.推奨できません。ペットに適さない成分を含む可能性があり、濃度が高いと少量調整も難しくなります。対象動物が明記されたペット用製品を選んでください。
Q.CBDは病気を治しますか?
A.CBD製品は医薬品ではなく、病気の診断、治療、予防を目的とするものではありません。症状がある場合は動物病院を受診してください。
Q.毎日使用できますか?
A.製品ごとに使用方法が異なります。商品ラベルの最新表示を優先し、少量から体調を観察してください。服薬中や持病がある場合は獣医師へ相談します。
まとめ|初めてのペットCBDは「対象・成分・量・COA」を確認
ペット用CBDを初めて選ぶときは、対象動物、全原材料、1滴当たりのCBD量、製品ロットごとのCOAを確認することが大切です。
CBDは万能な治療成分ではありません。犬や猫の体調をよく観察し、少量から日常ケアへ取り入れましょう。服薬中、持病がある、使用判断に迷う場合は、製品情報を持って獣医師へ相談してください。
ABOUT | Cansuna®(カンスーナ)公式ECサイト|犬・猫のためのCBDケア
※本記事は2026年8月13日時点の一般的な情報提供を目的としており、獣医師による診断・治療を代替するものではありません。
【参考情報】
・厚生労働省/麻薬取締部「CBDオイル等のCBD関連製品の輸入について」(参照日:2026年8月13日)
・米国FDA「FDA Regulation of Cannabis and Cannabis-Derived Products, Including Cannabidiol (CBD)」(参照日:2026年8月13日)
・Cansuna®製品カタログ ASJ 2601 Ver.2(2026年1月版)

