ペットは家族|ブログ

2026/09/10 23:32

愛犬や愛猫が、体を何度も掻いている。
同じところを繰り返し舐めている。
皮ふが赤くなっている。

そんな様子を見ると、「少しでも楽にしてあげたい」と思う飼い主さまは多いのではないでしょうか。

近年、ペットのケア分野でも注目されているCBD。

では、犬や猫の「かゆみ」に対して、CBDはどこまで分かっているのでしょうか。

今回は、日本アニマルCBD協会 学術顧問で、獣医師・博士(獣医学)の茂木千恵先生監修の記事をもとに、現在の研究を飼い主さま向けに分かりやすくご紹介します。

犬では、CBDと「かゆみ」を調べた研究があります

犬のアトピー性皮膚炎については、CBDまたはCBD/CBDAを含む製剤を使用した臨床研究が複数報告されています。

その中には、CBDを使用した犬で「かゆみの指標が低下した」という研究があります。

一方で、皮ふの病変そのものには明確な改善が確認されなかった研究や、CBDを使用しなかったグループとの間に有意な差が確認されなかった研究もあります。

つまり、現時点では、「犬のかゆみにCBDが効く」と断定できる段階ではないものの、かゆみをケアする補助的な選択肢として研究が進められているというのが適切な捉え方です。

「かゆみが減る」と「皮ふが治る」は同じではありません

今回の研究を理解するうえで、とても大切なポイントがあります。

それは、「掻く回数やかゆみの感じ方」と「皮ふの炎症や病変」は、必ずしも同じように変化するわけではないということです。

例えば、掻く・舐めるといった行動が少なくなったとしても、その原因となっているアレルギーや感染症そのものが治ったとは限りません。

犬や猫のかゆみには、

アレルギー、細菌やマラセチアなどの感染、ノミ・ダニなどの寄生虫、皮ふの乾燥やバリア機能の低下など、さまざまな原因があります。

強いかゆみや赤み、脱毛、傷などが続く場合には、まず動物病院で原因を確認することが大切です。

猫については、まだ研究が十分ではありません

猫では、皮ふにカンナビノイドに関係する受容体などが存在することや、CBDを与えた際の体内での動き、安全性などについて研究が進んでいます。

しかし、犬と比べると研究数はまだ少なく、

猫のかゆみを伴う皮ふ疾患にCBDが有効かどうかを判断できる十分な臨床研究は、現時点ではありません。

犬で報告された結果を、そのまま猫に当てはめることはできない点にも注意が必要です。

2025年にはヒトの「かゆみ」に関する大規模な解析も

2025年には、ヒトの皮膚科領域におけるカナビス・カンナビノイド関連の研究をまとめた、系統的レビュー・メタ解析も発表されています。

17研究、合計3,359名を対象とした解析では、「かゆみ」について小さいながら統計学的に有意な改善が報告されました。

ただし、ここにも注意点があります。

この研究はCBDだけを対象としたものではなく、さまざまなカンナビノイド関連の介入が含まれています。

また、対象はヒトです。

そのため、

「ヒトでCBDがかゆみに効くことが証明された」
あるいは
「犬や猫にも同じ効果がある」

と解釈することはできません。

研究が進む中で、少しずつ可能性が見えてきている段階と考えるのがよいでしょう。

毎日の皮ふケアでできること

かゆみがあるときには、「何を塗るか」「何を与えるか」だけではなく、日々の状態を観察することも大切です。

例えば、

・いつから掻き始めたか
・どの部分を掻いているか
・舐める時間が増えていないか
・赤みや湿疹、脱毛がないか
・食事や季節の変化と関係していないか
・夜に眠れないほど掻いていないか

などを記録しておくと、動物病院へ相談するときにも役立ちます。

CBDを取り入れる場合も、「何となく良さそう」で使うのではなく、何を目的に使うのか、使用前と比べてどのような変化があったのかを見ていくことが大切です。

Cansuna®で始める、毎日のCBDケア

Cansuna®(カンスーナ)は、「ペットは家族」という考えのもとに生まれた、犬と猫のためのペット用CBDケアブランドです。毎日の生活に取り入れやすいCBDオイルと、皮ふや肉球などを外側からケアするCBDバームをご用意しています。

大切なのは、「正しく知って、選ぶこと」

CBDについての研究は、犬・猫ともに少しずつ増えています。

一方で、まだ分かっていないことも多く、「CBDだから何にでも使える」というものではありません。

だからこそCansuna®では、CBDの可能性だけでなく、研究上の限界や安全性についても正しくお伝えすることを大切にしています。

大切なうちの子のために、ちゃんと知って、選びたい。

そのための選択肢のひとつとして、CBDについて知っていただければと考えています。

より詳しい研究内容については、日本アニマルCBD協会 学術顧問・茂木千恵獣医学博士監修の記事でご覧いただけます。

▼ 詳しくはこちら
犬猫の痒み(かゆみ)にCBDは使える?ヒトの2025年メタ解析と犬の臨床研究から現在地を解説
https://astrasana.co.jp/media/dog-cat-itch-cbd-review/


日本アニマルCBD協会について

日本アニマルCBD協会では、獣医師や専門家とともに、CBDに関する国内外の研究や安全性、臨床現場での活用について情報を整理・発信しています。

ペットとCBDについて「正しく知りたい」という方にも、ぜひ協会の活動をご覧いただければと思います。

※本記事は2026年8月時点の一次文献、系統的レビューおよび診療ガイドラインをもとにした情報を、一般の飼い主さま向けに紹介したものです。CBDおよびCansuna®製品による疾病の診断・治療・予防効果を示すものではありません。皮ふ症状がある場合や、治療中・服薬中のペットへの使用を検討する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

皮ふが赤くなっている。や愛猫が、体を何度も掻いている。
同じところを繰り返し舐めている。

皮ふが赤くなっている。愛犬や愛猫が、体を何度も掻いている。

同じところを繰り返し舐めている。
皮ふが赤くなっている。

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